小学校入学前の準備

鉛筆とお箸の持ち方を学ばせよう

 

生活習慣とは少し違うかもしれませんが、入学の前にお箸や鉛筆、シャープペンシルの持ち方について学ばせておく必要があります。

 

というのも、こういった習慣はこの時期に学ばせたものが一生残るからです。子供の頃に箸の持ち方をきちんと教えてもらわなかった人は、大人になってその習慣を変える事ができません。

 

箸や鉛筆なんて、持てて掴めれば良い、書ければ良いと思う方もおられるでしょうが、その持ち方一つで将来その子供が恥をかく事もあります。笑い者にされる可能性だって十分あるのです。その為にも、早い段階で学ばせるべき事項と言えます。

 

では、なぜ入学前にそういった事を学ばせる必要があるのでしょう。単純に、入学をきっかけにするというのも理由の一つです。親の立場からしても、こういった事を教える機会は日常生活の中でなかなか作れないものです。入学する前なら、子供にも教えやすいですし、時間もとりやすいでしょう。

 

そして一番の理由は、小学校に入学すると、友達の真似をしてしまうからです。幼稚園時とは違って、それぞれ机を並べて勉強し、弁当や給食を食べます。その時、ちょうど他の子供の握り方、持ち方が目に入りやすい年頃なのです。

 

同時に、同世代に感化されやすい年頃でもある為、友達がちょっと変わった持ち方をしていると、それを真似したくなるという習性が、この頃の子供にはあります。そうならないようする為には、入学前がベストのタイミングなのです。