まずは生活習慣を身につけさせよう
小学校入学を前に、準備をする事はとてもたくさんあります。それは、物資的な面も多数ありますし、子供へのしつけや教育という点でもいっぱいあります。まずは、子供に何を覚えさせるかという点を重視して見ていきましょう。
小学生になる前の幼稚園の段階では、子供に対してあまりああしろ、こうしろとは言いませんね。怪我をしそうな事や、他人を傷つける事をした場合に、叱ったり教えたりする以外は、奔放にさせておくご家庭も多いでしょう。
実際、幼稚園でもあまり多くの事を学ばせようとはせず、子供が生活の中で学んでくる事を褒めたり、補足したりするのが一般的です。ですが、小学校からは違います。積極的に必要な事を教えていかなくてはなりません。
まず、生活のリズムというものを学ばせましょう。小学校は幼稚園のように、行かなくてもいい、で済むものではありません。まずはしっかり登校できるような準備が必要です。
それは何かというと、朝の生活です。登校時間をまず頭に入れ、何時に家を出れば学校に定時までに着くかを計算し、その時間に送り出す必要があります。
その為には、何時に起きればいいかという事まで逆算する必要があります。入学までに、その時間に子供がしっかり起きられるようにしなければなりません。
近年、母親が仕事を持つ家が増え、子供の起床時間に必ず親がいるわけではない、という家庭も少なからずあります。そういったところでは、特に睡眠のリズムを入学時までにしっかり作らせておかなくてはなりません。
また、朝食もしっかりとらせる事が健康面においても学習面においても重要です。お腹が空いて勉強に集中できないという事のないようにしなくてはなりません。